ビーフシチューに合うワイン5選

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ビーフシチューと言えば、ここぞというときに作るご馳走。やっぱりワインもいつもより奮発して美味しいものを合わせたいですよね。ビーフシチューに合うワインは、簡単に言えば「濃い赤ワイン」です。白ワインがお好きな方も、このときばかりは赤ワインのほうがよいでしょう。高級ワインはたいてい濃いですので、予算に余裕のある方は、ビーフシチューに合うワインを探すのは難しくありません。ここでは、家飲みするのにほどよくお高い1000~2000円の、ビーフシチューに合う濃いワイン」をご紹介します。

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カーニヴォ(アメリカ・カリフォルニア/カベルネソーヴィニヨン主体)


サントリーが輸入しているワイン。「肉専用黒ワイン」のキャッチコピーで最近スーパーや飲食店によく置かれているので、見かけたことがある人もいるかと思います。果実味の凝縮感がものすごく、スパイシー感と、ほのかなミントのような爽やかさがアクセントになっていて、じっくり煮込んだビーフシチューとは相性は最高。さすがに「肉専用~」を謳うだけのことはあります。酸味は控えめなので、ワイン初心者の方にも受け入れられやすいでしょう。

カーニヴォ
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BIN555(オーストラリア/シラーズ100%)


シラーズ」、は、オーストラリアを代表するブドウ品種。元々はフランスの「シラー」という品種と同じで、果実味が濃く、スパイシー感や野性的なニュアンスがある点は共通しているのですが、「シラーズ」はオーストラリアの温暖な気候によって、より果実味が凝縮し、酸味は穏やかになっています。「シラーズ」も「シラー」もどちらもビーフシチューには合いますが、どちらかと言えば「シラーズ」に軍配を上げたいと思います。BIN555は、オーストラリアで最も歴史あるワイナリー「ウインダムエステート」の一番人気ワインで、ANAのビジネスクラスでも採用されています。

BIN555 シラーズ
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バラオンダ・バリカ(スペイン/モナストレル75%、シラー25%)


ワインがお好きな方でも「モナストレル」というブドウ品種にはあまり馴染みがないかもしれません。フランスでは「ムールヴェードル」と呼ばれ、香り高く力強い味わいの品種なのですが、他の品種とのブレンドで補助的に使われることが多いのが実情。しかし、バラオンダの現当主はそんな常識に疑問を感じ、「地元のブドウであるモナストレルを主体にして高品質ワインを造ろう」というこだわりを持ってワイン造りをしていいます。バラオンダ・バリカはこの価格にして、パーカーポイント90点超えを連発。「価格をはるかに超えた掘り出し物」と絶賛されています。

バラオンダ・バリカ
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ヴィーニャ・ファレルニア・カルメネール・レセルバ(チリ/カルメネール100%)


イタリアにはブドウを陰干しして果実味を凝縮させてから作る「アマローネ」と呼ばれるワインがあります。力強く非常に美味しいのですが、手間ひまがかかるだけに必然的に高級になり、安いものでも3000円は下りません。ところが、ここでご紹介するチリのワイン「ファレルニア」は、アマローネの製法を採用しているのにもかかわらず、なんと1000円台という価格を実現!まさにフルボディ中のフルボディで、濃密な果実味、甘く香ばしい樽香、さまざまなスパイスの香りが混然一体となり、口中を支配します。アルコール度数も15度と高く、飲み応えも抜群。

ヴィーニャ・ファレルニア・カルメネール・レセルバ
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ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(フランス・ボルドー/ メルロー65%、カベルネソーヴィニヨン35%)


「ビーフシチューに合うワイン」というテーマで、フランスワインを紹介しないわけにはいかないでしょう。こちらはボルドーの五大シャトーの一つである「ラフィット」が手掛けるワインで、ラフィットらしい力強さエレガントさを表現しつつ、カジュアルに仕上げています。「濃さ」という観点では上の4つのワインには及ばないかもしれませんが、ワインは濃ければよいというものでもありません。上品な酸味、細やかなタンニン、バランスの良さ等々、さすがにボルドーの一級シャトーの風格を感じさせるワインです。

ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト
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サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京在住のソムリエ&フードコーディネーター
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