チーズケーキに合うワイン

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チーズケーキにワインを合わせようとする場合、ケーキそのものに合わせるというより、ケーキのフレーバーやトッピングに合わせるのが分かりやすいでしょう。今回は、5つのタイプのチーズケーキをピックアップし、それぞれのケーキのタイプ毎にいくつかの相性のよいワインをご紹介します。

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プレーンタイプ ⇒ リースリング/ソーヴィニヨンブラン甘口


チーズケーキのレシピでは通常レモン汁を入れるので、プレーンタイプものでもほのかにレモンが香ります。そこで、爽やかな柑橘系の香りがある、リースリングやソーヴィニヨンブランの甘口を選ぶのが手堅いチョイスです。ブドウ自体の酸味が豊かなので、甘口でも酸が効いて後味は意外と爽やか。甘口ワインとしては比較的守備範囲が広く、チョコレートを使ったスイーツ以外ならたいてい対応します。

リースリングの甘口はドイツが有名です。甘さのタイプがいろいろありますが、初めてなら「シュペートレーゼ」か「アウスレーゼ」あたりで様子を見ましょう。ソーヴィニヨンブランは、「貴腐」ほど甘くない「遅摘」タイプがちょうどよく、「エミリアーナ・レイト・ハーベスト」はかなりオススメです。

リースリング(アウスレーゼまたはシュペートレーゼ)
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エミリアーナ レイト・ハーベスト(ソーヴィニヨンブラン85%、ゲビュルツトラミネール15%)
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レモン・オレンジ風味 ⇒ アスティ/リモンチェッロ


レモンやオレンジの果肉やピールでしっかり風味をつけたチーズケーキはちょっと注意が必要です。実は柑橘の風味(特にレモン)が強すぎるスイーツは、ワインの柑橘風味を消し去ってしまうので、意外と調和しないことがあります。もし柑橘の風味がほどほどのものであれば、前項のリースリングやソーヴィニヨンブランの甘口もよいですし、あるいはイタリアのアスティ地区で造られる、マスカット風味の「モスカート・ダスティ」や「アスティ・スプマンテ」が面白いでしょう。甘口ですが飲み口は爽やか。ケーキもさっぱりしているので甘さ・酸味のバランスがよく、柑橘にマスカットの風味が加わって、口の中が楽しくなります。

モスカート・ダスティまたはアスティ・スプマンテ
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レモン風味が強いケーキには、レモンで作ったリキュール「リモンチェッロ」がオススメです。冷凍庫でキンキンに冷やしてストレートで飲むか、好みの濃さにソーダで割るとよいでしょう。

リモンチェッロ
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また、オレンジ風味のチーズケーキには、「オレンジマスカット」種を使った甘口ワイン、例えば「クアディー・エッセンシア」などもよく合います。

クアディー・エッセンシア・オレンジマスカット
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ハニーチーズケーキ ⇒ アイスワイン/貴腐ワイン


ハチミツをたっぷり使っているか、ハチミツが添付されているチーズケーキは、甘さも濃厚でコクがあるので、ワインもハチミツの風味があり、甘みの強いタイプが合うでしょう。一つは「アイスワイン」です。自然氷結したブドウの果汁で造られるワインで、糖分が凝縮されるために、トロリとした口当たりの濃厚な甘さのワインになり、ハチミツやアプリコットのような風味があります。カナダやドイツが有名で、ドイツでは「アイスヴァイン」と呼びます。

アイスワイン(アイスヴァイン)
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あるいは「貴腐ワイン」もオススメです。同じく濃厚な甘口でハチミツの風味があり、味わいはアイスワインとよく似ていますが、貴腐ワインのブドウには「貴腐菌」と呼ばれる一種のカビががつくために、その風味は複雑で一層深みのあるものになります。

貴腐ワイン
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ベリー系フルーツ ⇒ ロゼ甘口/アイスワイン赤


ストロベリー、フランボワーズ、ブルーベリー、チェリーなど、ベリー系のフルーツが使われたチーズケーキには、その風味からも色合いからも、白よりはロゼや赤の甘口と合わせたくなります。フルーツの酸味でケーキの味わいもさっぱりしているはずなので、ワインは半甘口のロゼ「ロゼ・ダンジュ」や「カベルネ・ダンジュ」などがよいでしょう。

ロゼ・ダンジュまたはカベルネ・ダンジュ
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もしケーキの甘さが濃厚な場合は、「アイスワインの赤」もオススメです。前項で紹介した「アイスワイン」は一般的には白ワインなのですが、カナダにはカベルネフランやカベルネソーヴィニヨンを使った赤のアイスワインもあります。色合いとしてはロゼに近く、白のアイスワインよりは甘味もおだやかなので、このタイプのチーズケーキともよく合うでしょう。珍しいのでギフトにしても喜ばれるはずです。

アイスワインの赤
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チョコ/キャラメル風味 ⇒ ポート/シェリー甘口/マデイラ甘口


チョコレートを使ったスイーツはポートなど基本的に濃厚な赤の甘口とよく合い、それはチーズケーキも例外ではありません。以下の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてください。
【関連記事】チョコレートに合うワイン

そこで、ここでは上の記事で紹介していないタイプのワインを紹介したいと思います。面白いのはシェリーやマデイラの甘口です。シェリーはスペイン、マデイラはポルトガルで造られる酒精強化ワインで、どちらも酸化熟成させるために、ヘーゼルナッツやアーモンド、キャラメルのような複雑な香りとコクがあります。キャラメル風味のチーズケーキとは抜群の相性ですが、力強いワインなのでチョコレートのチーズケーキにも十分対応します。ケーキを手作りする方は、是非ヘーゼルナッツチョコレートスプレッドの「ヌテラ」を使って、シェリーやマデイラの甘口と合わせてみてください!

シェリー甘口
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マデイラ甘口
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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。
■ 姉妹サイト:ワインと手土産

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