パスタに合うワインとは?

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日本人が大好きなイタリア料理「パスタ」。パスタにはショート、ロング、細い、太いの、ねじれてるの…とさまざまな形状がありますが、どんなパスタであれ、最終的に味の要素を決めるのはソース。ワインを合わせるには、基本的にソースだけを見て考えればよいでしょう。その際の簡単な目安は「色を合わせる」ということ。ソースの色が淡ければ色の淡いワインソースの色が濃ければ色の濃いワインを選ぶ、というのが簡単な法則です。当サイトではこれまでもパスタについて紹介してきましたが、今回は改めて総集編的に、「」という切り口で、イタリアワインを中心にさまざまなタイプのパスタに合うワインをご紹介します。

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無色~緑系のパスタ


「ペペロンチーノ」や「ボンゴレビアンコ」など、オリーブオイルがベースで特にソースの色がないパスタや、「ジェノヴェーゼ」などハーブを使って緑色をしたパスタに合わせるには、ワインもグリーンがかった淡い色調の爽やかな白を選びましょう。例えば、「ソアヴェ」「ガヴィ」「フラスカーティ」「ヴェルディッキオ」「コッリオのソーヴィニヨンブラン」などが挙げられます。
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ペペロンチーノに合うワイン5選

おすすめワインの一つ:
ソアーヴェ・セレオーレ/ベルターニ(爽やかながら果実味もしっかり感じられる)
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クリーム色~薄黄色のパスタ


「カルボナーラ」「きのことベーコンのクリームパスタ」「サーモンとほうれん草のクリームパスタ」など、卵や生クリーム、チーズなどを使った、いわゆるクリーム色のパスタには、ふくよかな味わいの、やや黄色味がかった濃い色調の白ワインがよく合います。例えば、「ポミーノ」「ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ」「シチリアの白」「シャルドネ」などです。

おすすめワインの一つ:
ポミーノ・ビアンコ/フレスコバルディ(シャルドネとピノ・ビアンコのブレンド、25%樽熟)
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オレンジ~トマト色のパスタ


パスタの代表と呼んでもよい、トマトを使ったパスタは、オレンジ色から完熟トマト色をしています。ワインも色を合わせて、ロゼ明るい色の赤ワインを選びましょう。例えば、ロゼであれば「バルドリーノ」や「カステル・デル・モンテ」など、ワインであれば「バルベーラ」「キャンティ」「バルドリーノ」「ヴァルポリチェッラ」などがオススメです。これらのワインはどれもドライトマトのような風味があるので、トマトソースとよく合います。

おすすめワインの一つ:
バルドリーノ・キアレット/テッレ・ディ・マリア・ピア(ミネラル豊富。いい意味で素朴な味わい)
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ブラウン系のパスタ


トマトソースでも、かなり煮込んで色が濃くなったものや、ボロネーゼ(ミートソース)などブラウン系のパスタには、ワインもより濃い色の赤を合わせましょう。例えば、「ドルチェット」「キャンティ・クラシコ」「ブルネッロ・ディ・モンタルチ-ノ」などが挙げられます。濃い赤ワイン特有のスパイスの香りがソースの風味を引き立てるでしょう。
【関連記事】ミートソースに合うワイン5選

おすすめワインの一つ:
キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ・ロッカ・グイッチャルダ/バローネ・リカーゾリ
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黒(イカスミ)色のパスタ


難しいのは、真っ黒イカスミパスタです。ここまでご紹介してきたように、パスタとワインを合わせたいときには、その色を合わせるのが簡単で外れがないのですが、イカスミは数少ない例外と言ってよいでしょう。黒だからと言って、最も色の濃い力強い赤ワインを合わせると、イカスミの風味が消えてしまうか、逆に生臭い香りが目立ってしまいます。

オススメは、「ヴェルメンティーノ」や「トレッビアーノ」など、の香りがする白ワインスプマンテ(発泡)に仕上げたものです。魚介の風味が調和しながら、イカスミの強い個性を泡が包み込んでくれます。あるいは「オレンジ~トマト色のパスタ」でご紹介したようなロゼ~軽めの赤も悪くありません。

おすすめワインの一つ:
ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ・スプマンテ/ピエロ・マンチーニ(ミネラルと酸が豊か)
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この記事の著者

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サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京在住のソムリエ&フードコーディネーター
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