ブルーチーズに合うワイン5選

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ブルーチーズには甘口ワインがよく合います。ブルーチーズの強い塩味とワインの甘みがよいコントラストになるからです。しかし、そんな甘口ワインにもさまざまな種類があります。あるいは、甘口ワインが苦手なので辛口と合わせたいという方もいるかもしれません。ここでは、ブルーチーズと合ういろいろなワインをご紹介します。

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貴腐ワイン


甘口ワインはどんなタイプもそれなりにブルーチーズとよく合いますが、一番相性がよいものを選べと言われたら、貴腐ワインということになるでしょう。実は貴腐ワインについている、「貴腐菌」はカビの一種。貴腐菌特有の香り(貴腐香)とアオカビの風味が、カビ同士で合うのです。また、貴腐ワインにはハチミツの香りがあるので、ちょい足しでブルーチーズにハチミツをちょっと垂らして食べると、さらに合います。

ちなみに、フランスの「ソーテルヌ」 ハンガリーの「トカイ」 ドイツの「トロッケンベーレンアウスレーゼ」 は世界三大貴腐ワインとされています。品質は素晴らしいですが、どれも高価ですので、割安な貴腐ワインをお求めなら、ソーテルヌ周辺の「バルザック」「ルピヤック」「カディヤック」「サン・クロワ・デュ・モン」などが穴場です。

2500円以下のソーテルヌ周辺貴腐ワイン
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ポートワイン


ポルトガル産の赤の甘口酒精強化ワイン「ポート」も絶好の相性です。特にイギリスのブルーチーズ「スティルトン」とポートワインは定番の相性とされています。ベリーのジャムを煮詰めたようなポートワインの甘味は、ブルーチーズの強い風味をまろやかにするとともに、ブルーチーズの甘みを引き出します。また、ポートは貴腐ワインに比べ、価格的にお手頃なのも魅力です。

ポートワイン
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甘口シェリー


スペインの酒精強化ワイン「シェリー」の甘口ペドロヒメネス、クリームなど)は、飲んだことがない人も多いと思いますが、是非一度試してみてください。シェリーは酸化熟成しているので、甘さに加えて独特のクセがありますが、そのクセがブルーチーズのクセとマッチすると、絶妙な旨味に変わります。

甘口シェリー
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果実味豊かで渋くない辛口赤ワイン


ご紹介してきたように、ブルーチーズは間違いなく甘口ワインが合います。とは言え、甘口ワインが嫌い、あるいは食事の流れによってはチーズと辛口ワインを合わせざるをえないという場合もあるでしょう。そんなときは、果実味豊かで渋みが少ない赤ワイン、例えば、グルナッシュ、オーストラリアのシラーズ、アメリカのジンファンデル、イタリアのアマローネなどがオススメです。ブドウの糖度が高いので口当たりが若干甘く感じますが、ワインのタイプとしては辛口。食中酒として、甘口ワインよりも守備範囲が広いので重宝するでしょう。逆に、渋みと酸味が共に強いワイン(一部のボルドーなど)は、ブルーチーズを苦く感じさせてしまうのであまりオススメできません。(ボルドーをブルーチーズを合うと勧める人もいますが、管理人は反対意見です)

超オススメ生産者「シャトー・ド・サン・コム」のグルナッシュ主体ワイン
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ミュスカデ(シュール・リーしていないもの)


最後に、上級者向けの面白いマリアージュをご紹介します。一般に「軽やかな白ワインはブルーチーズの個性に負けてしまうので相性がよくない」と言われます。ところが、なんと軽やかな白ワインの代表であるミュスカデの中に、実はブルーチーズと合うものがあるのです。ポイントは「シュール・リー(sur lie=ワインを澱と共に熟成させる)をしていないタイプ」ということ。香り・果実味・酸味がまろやかで落ち着いたこのタイプのミュスカデは、ブルーチーズの強い個性を受け止め、逆にブルーチーズは一見地味なミュスカデの個性をしっかり引き出してくれます。管理人自身、このマリアージュを初めて試したときにはその相性の良さに大変驚かされました。この意外なマリアージュ、是非試してみてください!

ミュスカデ(シュール・リーしていないもの)
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このように、一般的には合わないとされているものも、合わせてみたら意外によかったということは実はしばしばあるものです。皆さんも、世間の常識に捉われず、自由なマリアージュを楽しんでみてください。

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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。
■ 姉妹サイト:ワインと手土産

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