ブイヤベースに合うワイン5選

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ブイヤベースとは、南フランス・プロヴァンス地方の郷土料理で、魚介類を香味野菜やトマトなどと煮込んだ海鮮鍋のようなもの。元来、気取らない漁師料理なので、合わせるワインは、軽やかな白ワインまたは地元プロヴァンスのワインがよいでしょう。ここではブイヤベースに合うワインをご紹介します。

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カシー(白)


ブイヤベースに合わせるワインとして最初に名前が挙がるのは、地元プロヴァンスの「カシー」です。マルセイユの海辺にあるカシー村で造られるワインで、一応、赤・白・ロゼがあるのですが、ブイヤベースに合わせるのはが定番とされています。

白にしては濃い目の色調で、全体的にはさっぱり系のドライな味わいながら、果実味は芳醇。柑橘ハチミツの香り、優しい酸味は、日本のポン酢に通じるものがあります。海辺のワインらしい潮の香りもあり、ブイヤベースにはもちろん、日本の鍋にも抜群に合うワインです。

おすすめのカシー:
カシー・ブラン/クロ・サント・マグドレーヌ(カシー随一の造り手。スパイシーな香りもある)
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ラングドックの白


プロヴァンスのカシーは素晴らしいワインなのですが、どうしても割高感を感じてしまうのが難点。そこで、プロヴァンスのお隣、ラングドックのワインも選択肢に加えてもよいでしょう。ラングドックは伝統的に大量消費の安ワインを造ってきましたが、近年は品質が大きく向上しており、コスパが大きな魅力です。また、ラングドックは、ワイン産地はさほど沿岸ではないものの、やはり地中海に面した地域でもあります。郷土料理には「ブリード」というブイヤベースによく似た魚介の煮込み料理があり、白ワインは全般的にブイヤベースとも好相性です。

おすすめのルーサンヌ:
ドメーヌ・レ・ロケ・ブラン/ジャン・マルク・ボワイヨ(南仏とブルゴーニュが融合した傑作)
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ボルドー白


南仏からは離れますが、魚介に合う白ワインという話になれば、ボルドーを忘れるわけにはいきません。大西洋に面しているボルドーは新鮮な魚介が豊富で、特に牡蠣の養殖は有名。そんなボルドーで造られるカジュアルな白ワインは、ほんのりの香りがあり、爽やかさと厚みのバランスもほどよく、魚介全般とよく合います。スーパーやワインショップで入手しやすいのもポイント。

ボルドーのおすすめソーヴィニヨンブラン:
バロン・ド・レスタック・ボルドー・ブラン(フランス人の家飲みワイン)
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プロヴァンスのロゼ


ここまでご紹介してきたように、ブイヤベースに合わせるのは白ワインが定番なのですが、一般的なブイヤベースはサフラントマトの色がついたオレンジ~薄い赤色ですので、色合い的にはロゼワインがピッタリ。ちょうどプロヴァンスはロゼワインの生産が盛んな地域でもあり、個人的には、ブイヤベースに最も合うのはロゼワインではないかと感じています。

おすすめのプロヴァンス・ロゼ(1):
カシー・ロゼ/クロ・サント・マグドレーヌ(白で有名なカシーのロゼ。正統派で攻めるならこれ)
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おすすめのプロヴァンス・ロゼ(2):
バンドール・ロゼ/ドメーヌ・ラフラン・ヴェロル(力強い赤で有名なバンドールのロゼ)
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おすすめのプロヴァンス・ロゼ(3):
プロヴァンス ロゼ・キュヴェ・マリー・クリスティーヌ/Ch.ロムラード(最もスタンダードなロゼ)
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ピノノワール


本場のレシピでは、ブイヤベースに入れるのはフレッシュトマトで、煮込み時間は15~30分程度です。もしトマト缶を使い、あるいは煮込み時間を長くするなどして、トマトの風味が強く出たブイヤベースには、軽めの赤ワインが合うでしょう。プロヴァンスには軽めの赤ワインは少ないですが、ラウル・クレルジェピノノワールなどはピッタリです。

おすすめのプロヴァンス赤:
イル・ド・ボテ・コルシカ・ピノ・ノワール/ラウル・クレルジェ(コルシカ島のフルーティーなピノ)
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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。
■ 姉妹サイト:ワインと手土産

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