カマンベールチーズに合うワイン5選

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「チーズはワインと合うもの」多くの人がそう思っていると思いますが、実はと意外と合わせるのが難しいのが白カビ系チーズです。特に、赤ワインを合わせるときには注意が必要です。チーズのタイプによってもワインとの相性は違ってきますが、ここでは、一般的なカマンベールなどの白カビ系チーズについて、相性のよいワインをご紹介します。

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シードル


カマンベールチーズの元祖は、フランスのノルマンディー地方で造られる、その名も「カマンベール・ド・ノルマンディー」です。そしてそのノルマンディー地方は、リンゴで造られる発泡酒「シードル」の特産地でもあります。「地元の食べ物とワインは合う」という原則通り、リンゴの優しい果実味と酸味はカマンベールチーズの風味を引き立てますし、シードルのほのかな苦みはカマンベールの外皮の苦みと綺麗に寄り添います。シードルには辛口と甘口がありますが、基本的に甘口ワインはチーズと相性がよいので、どちらでもOK。シードルを買って飲んだことのある方はあまり多くはないとと思いますが、是非一度試してみてください。

シードル
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シュナンブラン(ロワール)


「いくらシードルが合うとは言っても、やはり普通のワインと合わせたい」という方もいるでしょう。そこでキーになるのは、シードルと共通する「リンゴの風味」です。実はすっきりタイプの白ワインにはそもそもリンゴの風味があるものが多いのですが、そんな中でもリンゴの風味が特に強いのが「シュナンブラン」というブドウ品種です。りんごの蜜、かりん、あんず、白や黄色の花などの甘く華やかな香りがあり、飲んでみると意外に酸味がしっかり感じられます。フランスのロワール地方のものが有名で、「ヴーヴレ」「サヴニエール」「クレマン・ド・ロワール」などがオススメです。

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樽熟成したシャルドネ


リンゴとは別の方向性でカマンベールと合うのが、樽熟成したシャルドネです。樽熟成したシャルドネは、一般的に酸味がまろやかで、バターやヨーグルトのような乳製品系の香りが出てくるので、カマンベールチーズのクリーミーさと合います。木樽に由来するバニラの香りも、チーズの風味を引き立てるでしょう。ブルゴーニュの銘醸酒も悪くはありませんが、どちらかと言うと、果実味が濃厚で酸味が穏やかなニューワールドのものが、またはブルゴーニュであればマコンくらいのほうが合うと思います。ただし、木樽の風味が強くコーヒーのような香りがするものは、カマンベールと合わせると苦みが強調されることがあるので、場合によっては合わないこともあります。

おすすめワイン:
ブルゴーニュ・シャルドネ/ドミニク・ローラン
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シャンパーニュ


シャンパーニュは非常に守備範囲の広いワインです。ワインの澱に接触した状態で長期間熟成したワインは旨味がたっぷりきめ細やかな泡がチーズの旨味をしっかり包み込み、ワインの旨味とチーズの旨味が奥行きのあるハーモニーを生み出すでしょう。また、シャンパーニュにはトースト香があるものが多いので、「焼きカマンベール」的なレシピとの相性も抜群です。

おすすめワイン:
シャルル・デュ・ロワ・ブリュット
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グルナッシュ主体の赤ワイン


ここまで白ワインばかり紹介してきたので、「赤ワイン好きはどうしたらよいのか?」という声が聞こえてきそうです。冒頭で触れたように、白カビ系チーズと赤ワインの相性はなかなか難しいものがあります。一つ言えるのは、価格的にもお手頃な一般的なカマンベールチーズは、風味が穏やかなので、酸味・渋みの強いいわゆるフルボディの赤ワインとの相性はよくありません

そこで提案です。カマンベールチーズにイチゴジャムやブルーベリージャムを乗せて食べたことはあるでしょうか?やったことのある人は分かると思いますが、ベリー系のジャムとカマンベールチーズは抜群に合うのです。これと同じ感覚で、ジャムのような濃厚な果実味のある赤ワインとカマンベールチーズを合わせてみましょう。いくつか選択肢はありますが、南フランスのグルナッシュというブドウが主体になっているものだったらだいたい間違いありません。食中であれば辛口がよいと思いますがが、食後だったら「バニュルス」や「モーリー」などの酒精強化した甘口と合わせるのもなかなかオツです。是非お試しください!

おすすめワイン:
ラ・パッション・グルナッシュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ(グルナッシュ100%)
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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。
■ 姉妹サイト:ワインと手土産

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