キッシュに合うワイン

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キッシュ(quiche)とは、簡単に言えば塩味のパイのようなもの。パイ生地にお好みの具材を入れ、卵液(アパレイユ)を流し込み、チーズを乗せて焼き上げる料理です。発祥はフランス、アルザス・ロレーヌ地方の郷土料理「キッシュ・ロレーヌ」ですが、現在は世界中で親しまれています。

ワインは、白ワイン全般~軽めの赤ワインまで幅広く合いますが、特に発祥の地、アルザスの白ワインとの相性は抜群です。ここでは、アルザスワインを中心に、キッシュに合うワインをご紹介します。

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アルザスのピノ・グリ


アルザス地方を代表する白ブドウ品種の一つであるピノ・グリ濃厚な果実味控えめな酸味ほのかな苦みが特徴で、一般にアルコール度数も高く、飲み応えがある品種です。ピノグリのこのボリューム感ある味わいは、キッシュのチーズや生クリームのこってり感と好相性で、お互いが味のふくらみを高め合う相乗効果があります。

おすすめのピノ・グリ:
アルザス・ピノ・グリ/ポール・ジャングランジェ(ピュアな果実味が際立つスタイル)
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アルザスのゲビュルツトラミネール


ゲビュルツトラミネールもアルザスを代表する品種の一つ。ライチや白いバラ、白コショウやクミンなどの華やかな香りが大きな特徴で、前項のピノ・グリ同様の果実味のボリューム感も備えています。チーズ全般やスパイシーな料理と相性がよく、キッシュにはクミンなどのスパイスや、ウォッシュチーズやブルーチーズなどクセのあるチーズを加えるとさらによく合います。

おすすめのアルザス・ゲビュルツ:
ゲヴェルツトラミネール・・クラシック/ヒューゲル(アルザスを代表する造り手)
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ジョンティ


アルザス地方は白ワイン天国と呼んでもよいくらい白ワイン造りが盛んな地域。ここまでピノ・グリとゲビュルツを紹介してきましたが、他にも素晴らしい白ワイン品種が多数あり、全ては紹介しきれません。そこで是非紹介しておきたいのが「ジョンティジャンティ)」です。ジョンティとはアルザス地方を代表する品種、リースリング、ピノ・グリ、ゲビュルツトラミネール、ミュスカの4品種+その他のブドウをブレンドした白ワインのこと。アルザスの白ワインの魅力を満遍なく楽しむことができて、且つ比較的価格がお手頃なのが魅力です。もちろんキッシュと合わないわけがありません。未体験の方は是非一度お試しください!

おすすめのジョンティ:
アルザス・ジョンティ/ヒューゲル(あらゆる食材との相性がいいオールマイティワイン)
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シャンパーニュ製法のスパークリング


キッシュはどちらかというと前菜的な料理ですので、食事の前半に食べられるか、またはランチや軽食で食べられることが多いかと思います。その意味では、食事の前半にグラスで飲まれることの多いスパークリングワインとはシチュエーション的にピッタリ。特にスパークリングワインの中でも、シャンパーニュまたはシャンパーニュと同じ製法で造られているスパークリングワインは旨味が深く、キッシュのさまざまな具材としっくり調和します。フランス国内で造られるシャンパーニュ製法のスパークリングワインは「クレマン」と呼ばれ、どれも高品質ですが、せっかくならアルザス地方の「クレマン・ダルザス」を選んではいかがでしょうか。

おすすめのシャンパーニュ製法のスパークリング:
クレマン・ダルザス・キュヴェ・マネキネコ/クリュール
(神の雫でも話題。古樹のブドウのみ使用、瓶内熟成18ヶ月の本格派)
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ボジョレー


キッシュに赤ワインを合わせるなら、軽め~ミディアムのものならたいてい何でも合います。例えばアルザスのピノノワールなどもよく合うのですが、日本で流通しているアルザスのピノは正直コスパがあまり高くありません。そこで、最後はアルザス以外から選ぶことにし、ボジョレーをおすすめします。ほどよいボディ香り華やかなボジョレーは、実はさまざまな食事と合うマルチプレーヤー。本場のキッシュ・ロレーヌに加えられることの多いナツメグの香りがあり、またベーコンハムなどの加工肉と相性のよい定番ワインでもあることから、キッシュとの相性も抜群です。

おすすめボジョレー:
ボジョレー・ヴィラージュ・コンボー・ジャック/ルイ・ジャド
(力強くも品がある。ヌーヴォーとは一味違うワンランク上のボジョレー)
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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。
■ 姉妹サイト:ワインと手土産

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