コンテチーズに合うワイン5選

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コンテ」はフランスのジュラ地方で作られるハードチーズの一つ。長期保存できるように水分を抜きながら硬くしているため、旨みが凝縮されており、ナッツ、ドライフルーツ、スパイスなど複雑な風味があるのが魅力です。幅広いワインと合いますが、特に同じ産地のジュラのワインを合わせるのが定番とされています。ここでは、ジュラのワインを中心に、コンテに合うワインをご紹介します。
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ヴァン・ジョーヌ


「コンテに合うワイン」という話になったら、紹介しないわけにいかないのが、「ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)」です。サヴァニャンという地ブドウを100%使って、6年間木樽で寝かせて酸化熟成させるというとても珍しいワインです。酸化することによって生まれる、ヘーゼルナッツアーモンドのような独特の風味があり、味わいはシェリー紹興酒に似ています。はっきり言って万人受けするワインではありません。しかし、その複雑で深い旨味はコンテの濃い旨味とたしかによく合い、特に熟成期間が長いコンテとは抜群の相性です。コンテを美味しく食べることにこだわりがある方は是非一度試してみてください。

ヴァン・ジョーヌ:
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サヴァニャン(酸化熟成しないタイプ)


前項でご紹介したように、ヴァン・ジョーヌはたしかにコンテとよく合うのですが、ワイン自体は決して万人受けするものではありません。また全般的に非常に高価という問題もあります。そこで提案したいのが、サヴァニャンを使った酸化熟成しないタイプの白ワインです。サヴァニャンというブドウは、実は品種自体とても優秀で、普通のタイプの白ワインにしても、味わいに厚みのある力強いワインができます。ハチミツナッツの香りもあり、やはりコンテとは好相性です。

おすすめサヴァニャン:
コート・デュ・ジュラ・エクスプレッション/ドメーヌ・グラン
(ボリューム感たっぷり。酸味に伸びがあり、ほのかな苦みも魅力。どんな食事にも合う)
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樽熟成したシャルドネ


樽熟成したシャルドネもコンテとはよく合います。面白いのは、コンテのナッツっぽい風味がシャルドネの樽香と出会うと、モカのような香りが生まれるということ。また、お互いのフルーティーさが引き出され、お互いが美味しくなる印象があります。

樽熟成したシャルドネは、ブルゴーニュ、チリ、アメリカ等々、あちこちに優れたものがありますが、ここはあえてジュラ地方のものを選んでみましょう。実はジュラ地方は知る人ぞ知るシャルドネの銘醸地でもあります。画像のジャン・リケールのシャルドネはなぜかほのかにサヴァニャンの風味があり、味わい深い傑作です。

おすすめの樽熟シャルドネ:
コート・デュ・ジュラ・レ・サル・シャルドネ/ジャン・リケール
(シャルドネ100%なのになぜかサヴァニャンの風味。力強くて旨い)
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貴腐ワイン


コンテに限らず、チーズ全般とよく合うのが甘口ワイン、特に貴腐ワインです。チーズの塩気がワインの甘みといいコントラストになるというのと、特にコンテと合わせたときは、貴腐ワインの果実味・酸味・苦みなど味のパーツがくっきり浮き彫りになり、貴腐ワインをより深く味わえます。

有名なフランス・ソーテルヌの貴腐ワインは概して高価ですが、ソーテルヌ周辺の「ルピヤック」「バルザック」「カディヤック」「サン・クロワ・デュ・モン」などのものは、品質はさして変わらないのにお安く、大変リーズナブルです。

おすすめ貴腐ワイン:
ルピヤック・ゴーディエ(セミヨン80%、ソーヴィニヨンブラン20%)
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グルナッシュ主体の赤


甘口ワインに負けず劣らず、幅広いチーズと合うのがグルナッシュ主体の赤ワインです。コンテと合わせると、グルナッシュの果実味が強調され、チェリーのシロップ漬けチェリーリキュールのような甘い香りが出てきます。画像のパスカル シャロンのコート・デュ・ローヌ・ラ・グラン・ウルスは、とにかく濃厚な果実味が圧倒的。それでいてバランスよい酸味・渋みを伴うので、心地よい余韻が長く続く、今イチオシのローヌワインです。

おすすめのグルナッシュ主体赤ワイン:
パスカル・シャロン ラ・グラン・ウルス
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この記事の著者

サイト管理者ソムリエ

1972年生まれ、東京都出身、フードコーディネーター。2001年にJSA認定ソムリエ、2003年にチーズプロフェッショナル、2007年にシニアソムリエ、2014年に野菜ソムリエを取得。仕事込みで年間に平均約500本のワインを試飲しています。
■ 姉妹サイト:ワインと手土産

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